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悲しさを思い出を、乗り越えていく日は... [R.I.P.]

2月…

三年前の時を思い出す。
快方の兆しさえ見えない治療ではない介護状態で入院している相方の人。
がん性腹膜炎のせいで腹水だげが毎日増え続ける。
それを少しでも楽にさせるため、要町の病院に一時的転院することにした月。

"KM-CART"という一般的なCARTではなく抜いた腹水から人体に必要な
栄養分を戻すという。

確かにこの"KM-CART"を行った時、とてもお腹がすいたといってカレーを
食べてた記憶がある。
いままでは、腹水のせいですぐにお腹がくるしくなってしまっていたから…

このまま抗がん剤とKM-CARTの治療で良くなってくれればなんて気楽に
考えていた。

でも、要町の医者に言われたことは
「腹膜炎が治まらない限り一時的な対処でしかなく、またすぐに腹水は溜まる」 
という一言でした。

一時的なものでも、そのときの症状を和らげたい、ペインクリニックの観点から
すれば、KM-CARTを行ったのは間違ってなかったと信じている。
猫らと会えて一緒に眠れたのも、このおかげだと思っている。

最近、たまに相方の人が夢に出てくる。
というかそういう夢を見ていることがある。

以前見た、病床ではなく、普通の、元気な姿で会話をしている自分と相方。
※もちろん願望が夢を見させてるのはわかっている。

あと三ヶ月と八日で三周忌。
三年前より、二年前より、去年より、悲しくなる事は減ってきてるんだけど、
たまに感情のベクトルが逆行する。
とてつもなく悲しく、切なく、(相方の人や猫らに)申し訳ない気持ちになる。

相方と過ごした日々は、思い出として残しておきたいけど、思い出すとき
楽しかった気持ち以上に悲しさが溢れ出してくる。
猫を見て、薔薇を見て、一緒に歩いた町並みや景色を見て…
何気ない会話を交わした、あの声を聴きたいな、と。 


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